研究概要

将来のCMBのBモード偏光観測衛星では、スカラー・テンソル比で0.1%レベルまで検出可能なものを目指す。

その実現には、ミリ波偏光データからCMB と前景放射を分離する精度を現在より一桁以上向上する必要がある。

本研究では、以下の方法でこれを実現する。

これらの結果を取り入れて、CMBと前景放射の物理的特徴の違いを用い高精度で成分分離を実施する計算スキームを構築する。