研究概要


チリ・アタカマ高地における超高感度CMB偏光測定実験QUIETを推進する。

また、波長領域が相補的なPolarBeaR実験との共同観測、共同解析により、 インフレーション重力波の証拠となるBモード偏光を 世界最高感度(WMAPの10倍の感度)で探索する。

さらに、地上実験の限界(狭い視野、大気などによる系統誤差)を超え、 世界に先駆けてCMB偏光超精密測定を宇宙空間で行うための CMB衛星の概念設計と開発研究を、計画研究A02と連携しながら推進していく。

特に衛星用に開発した焦点面検出器の試験運用をアタカマ高地にて実施する。